はじめに
WordPressサイトをPWA(プログレッシブウェブアプリ)化し、プッシュ通知を設定する方法を説明します。PWAとは、ウェブサイトをスマートフォンのアプリのように使えるようにする技術です。プッシュ通知は、ユーザーがあなたのサイトを見ていなくても、新しい情報をお知らせできる機能です。
プッシュ通知プラグインのインストールと有効化
まず、「Push Notifications for WP & AMP」というプラグインをインストールして有効化しましょう。
- WordPressの管理画面にログインします
- 左側のメニューから「プラグイン」を選びます
- 「新規追加」をクリックします
- 右側の検索バーで「Push Notifications for WP & AMP」と検索します
- 赤いロゴの「Push Notifications for WP & AMP」プラグインを見つけます
- 「今すぐインストール」ボタンをクリックします
- インストールが完了したら「有効化」ボタンをクリックします
これでプラグインのインストールと有効化が完了しました。
API設定の方法
プッシュ通知を使うためには、PushNotifications.ioというサービスのAPIキーが必要です。APIキーとは、異なるサービス同士を連携させるための特別な暗号のようなものです。
- プラグインをインストールして有効化したら、左側のメニューから「設定」オプションをクリックします
- 設定ページに移動すると、「Push Notifications Options」という画面が表示されます
- APIキーが必要なので、「Get the Key」(キーを取得)リンクをクリックします
- PushNotifications.ioにログインします
- ログイン後、PushNotifications.ioのダッシュボードの「Settings」(設定)からAPIキーをコピーします
- コピーしたAPIキーを、WordPress側の「Push Notification Options」の欄に貼り付けます
- 「Validate」(検証)ボタンをクリックします
- 検証ボタンをクリックすると、Push Notification Optionに移動します。ここで必要な情報を入力します
これで、あなたのサイトでプッシュ通知が表示されるようになります。
プッシュ通知の設定方法
APIキーの設定が完了したら、プッシュ通知の詳細設定をしましょう。
- Push Notification Optionsページで、あなたの要望に合わせて情報を入力します
- 設定が終わると、あなたのウェブサイトの訪問者にプッシュ通知の許可を求めるポップアップが表示されるようになります
- 訪問者が「許可」ボタンをクリックすると、その人はあなたのサイトからのプッシュ通知を受け取るようになります
登録ユーザーの確認方法
プッシュ通知を許可したユーザーの一覧を確認することができます。
- PushNotifications.ioにログインします
- 「Users」(ユーザー)タブでプッシュ通知を登録したユーザーの一覧を確認できます
カスタム通知の送信方法
特定のメッセージをユーザーに送信することもできます。
- WordPressの管理画面にログインします
- 「Push Notifications for WP & AMP」プラグインの設定ページに移動します
- 「Send Custom Notification」(カスタム通知を送信)セクションで必要な情報を入力します
- 「Send Notification」(通知を送信)ボタンをクリックします
- これであなたのメッセージが正常に追加され、ユーザーに通知が送信されます
キャンペーンの作成方法
複数のメッセージを管理するためにキャンペーンを作成することもできます。
- APIキーでユーザーが登録されていることを確認します
- キャンペーンページに移動します
- 新しいキャンペーンを作成してメッセージを送信します
PushNotifications.ioの料金プラン
PushNotifications.ioには以下の料金プランがあります。
- 基本プラン(無料)
- 継続的なアップデート
- 無制限の通知送信
- キャンペーン追加
- ユーザー登録リスト
- プロ月額プラン(月額5ドル)
- 基本プランのすべての機能
- セグメント別の通知送信
- カテゴリー別の通知送信
- iOSユーザーへの通知送信
- プロ年間プラン(年間50ドル、月額換算4ドル)
- プロ月額プランのすべての機能
- お得な年間割引
まとめ
この方法でWordPressサイトにプッシュ通知機能を追加できます。もし質問や問題がある場合は、プラグインの開発元に連絡すれば対応してもらえます。また、このプラグインは様々な広告会社との互換性の実装にも対応しているので、必要があれば開発元に依頼することも可能です。