- リンクをタップしたら突然「ダウンロード完了」の通知が出て戸惑った経験ありませんか?
- 実はこれ、メールやメッセージ以外にも、スマホ内部の作業完了を知らせる通知があるんです。
- 充電完了や写真保存も同じ仕組み。
- 通知のアプリ名を確認すれば正体が分かるので、怖がらなくて大丈夫ですよ。
「ダウンロードが完了しました」という見慣れない通知
画面の上部の通知を見ていたら、見慣れない「ダウンロードが完了しました」という表示が残っていました。メールやLINEではなさそうですが、この通知は一体何なのでしょうか。
スマートフォンを使っていると、ウェブサイトを見ているだけのつもりでも、「ダウンロードが完了しました」という表示が現れることがあります。
表示される情報のなかには明細書や申込書、予定表のデータなど、いったんスマートフォンに保存するタイプの情報があるからです(PDF)。
意識していないタイミングだとびっくりしますが、危険なものではありません。これはスマートフォンがあなたに「作業が終わりました」と報告しているだけです。
通知には2つの種類がある
スマートフォンの通知は、大きく分けて2つの種類があります。
- 一つ目は、外からやってくる通知です。
メールやメッセージ、ニュースアプリからのお知らせなどがこれにあたります。誰かがあなたに連絡を取ろうとしたり、新しい情報を届けようとしたりする時に表示されます。多くの人が「通知」と聞いて最初に思い浮かべるのは、この種類でしょう。
- 二つ目は、スマートフォンの中で何かの作業が始めた時・終わった時の通知です。
PDFファイルのダウンロードが完了した時、写真を保存し終わった時、アプリのインストールが終わった時、充電が満タンになった時。ほかには、紛失防止の位置情報を利用中やセキュリティ機能が動作中などの「消せない通知」もあります。これらはすべて、スマートフォンがあなたに「このように動作しました」と報告している通知です。
どのアプリからの通知かを見分ける
通知を見た時に大切なのは、どのアプリから来ているかを確認することです。
通知には必ずアプリの名前やアイコンが表示されています。たとえば、ブラウザアプリからの通知なら「Chrome」や「Safari」といった名前が見えるはずです。写真アプリからなら「写真」や「ギャラリー」と表示されます。
このアプリ名を確認する習慣をつけると、通知の正体がすぐに分かるようになります。
通知機能の歴史と発展
実は、通知機能は最初から今のように幅広く使われていたわけではありません。
スマートフォンの特徴は、基本的な機能の組み合わせで、様々なアプリが提供されることです。結果として、ユーザーは多種多様な情報を、通知機能という共通の方法で受け取れるようになりました。