旅行予約アプリの現状と選択
現代の旅行予約は、インターネットの活用が中心です。今回は、航空券予約サイト「エアトリ」と宿泊予約サイト「じゃらん」を実際に使って、北海道旅行を予約した体験をまとめました。
旅行予約において重要なのは、複数のサービスを比較検討すること。航空券については、エアトリで比較検討した後、最終的にはピーチエアライン公式アプリで予約を行いました。このようにしたのは、予約管理やチェックインが一元化して、わかりやすくするためです。
エアトリでの航空券検索と価格比較
往復航空券を検索する際、エアトリは価格比較に優れています。まずは、パソコンでエアトリにアクセスし、検索条件として、出発日・帰りに設定し、大人1名で検索を行いました。
検索結果では、ピーチエアライン、ANA、JALの便が表示された。関西空港から新千歳空港だと、価格帯は往路で10,520円から60,000円まで幅広く、時間帯や航空会社によって大きく異なります。出発時刻で並び順をそろえてから、希望する時刻周辺で安価なチケットを探しました。
購入時には、チケットの種類による違いが重要なポイント。ピーチエアラインでは「ミニマム」「スタンダード」「スタンダードプラス」の3種類がある。今回は変更可能性を重視して「スタンダードプラス」を選択した。これにより、フライト変更時の柔軟性を確保できる。価格だけで選ぶと「変更不可」のチケットもあり、体調不良などの不測の事態に払い戻しができないことに注意が必要です。
ピーチエアライン公式アプリでの予約完了
エアトリで比較検討した後、ピーチエアライン公式アプリで直接予約を行いました。エアトリにも悪いですが、公式アプリを使用した方が、予約管理が一元化されるメリットがあります。チケットの表示、座席指定、チェックインまで、すべて一つのアプリで完結するからです。
アプリ内での予約手続きでは、個人情報の入力、座席指定、支払い方法の選択を順次行います。座席指定もでき、機内からの景色を楽しみたければ、座席表を見ながら空いている窓側の席を選びました。ちなみに、支払いはクレジットカードで行ったところ、SMS認証による二段階認証が必要でした。これは不正利用防止のためのセキュリティ機能で、カード番号入力後にスマートフォンに送信される認証コードを入力する仕組みてす。
ピーチエアラインアプリの予約完了後、QRコードが生成される。このQRコードには予約情報が含まれており、空港でのチェックイン時に使用できる。デジタル化により、紙のチケットを持参する必要がなくなり、利便性が大幅に向上している。
以前にエアトリを介して予約した場合には、航空券の確保のタイムラグがあるため受付メールの到着まで時間がかかることもありました。このあたりのスムーズさは、航空会社のアプリから直接予約するメリットてす。
じゃらんでのホテル検索と価格動向
宿泊施設の予約には「じゃらん」を使用しました。検索条件として、チェックイン日・チェックアウト日、大人1名、禁煙ルーム、食事なし、駅から5分以内などを指定しました。ホテルは多いので、細かく条件を入れた方が、探しやすいです。
検索結果では、価格帯が4,000円から18,000円まで幅広く表示されました。興味深いのは価格の変動で、たまたま2年前に予約したときと比較してみると、同じホテルでもかなり価格が上昇していました。昨今の観光需要の回復やエネルギーコストの上昇などが影響しているようです。
予約完了後の管理と活用
予約完了後は、各アプリで予約内容の確認や変更が可能です。ピーチエアラインアプリでは、チェックイン手続きも24時間前から可能。これにより、空港での待ち時間を短縮できます。
また、予約確認書のPDF出力機能もあります。万が一のためのバックアップとして、印刷しておくことも有効です。特に初回利用時は、デジタル情報と併せて紙の控えも準備しておくと安心です。
予約アプリの利便性と課題
スマートフォンによる旅行予約の最大の利点は、場所を選ばずに予約できること。また、予約情報がデジタル化されているため、紛失の心配もありません。ピーチエアラインアプリでは、予約完了後に予約番号やフライト情報が一覧で表示され、管理が容易です。
ただし、一方で、各航空会社や宿泊予約サイトが独自のアプリを提供しているため、使い分けるときには利用者にとっては覚えることが増え不便な点です。
まとめ
スマートフォンアプリを活用した旅行予約は、比較検討から予約完了、当日のチェックインまで一貫して利便性が高いです。エアトリでの価格比較、ピーチエアライン公式アプリでの予約管理、じゃらんでの宿泊予約というように、各サービスの特徴を理解して使い分けることで、効率的な旅行準備が可能です。デジタル化により紙のチケット管理から解放されます。