NotebookLMの構成案は50枚、
出てきたスライドは15枚だった
(ソースとチャットとスタジオ)

  • NotebookLMにスライド生成を頼むと、チャット上ではまず何十枚もの章立て構成案が返ってくる
  • ところが実際にパワーポイントとして出力させると、枚数がかなり少なくなって出てくる
  • 公式ヘルプを見ても、1回の生成で何枚まで作れるかという上限は明記されていない
  • フォーラムの報告と付き合わせると、章ごとに分けて生成し、あとで手元で結合するのが現実的な運用になる
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  <!-- left small deck -->
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    <rect x="-22" y="-20" width="44" height="32" rx="5" fill="#aecbfa"/>
  </g>

  <!-- right small deck -->
  <g transform="translate(132,58)">
    <rect x="-26" y="-16" width="44" height="32" rx="5" fill="#dadce0"/>
    <rect x="-22" y="-20" width="44" height="32" rx="5" fill="#aecbfa"/>
  </g>

  <!-- converging arrows -->
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    <line x1="66" y1="88" x2="86" y2="118"/>
    <line x1="126" y1="88" x2="106" y2="118"/>
  </g>
  <g fill="#1a73e8">
    <polygon points="86,118 92,108 96,120"/>
    <polygon points="106,118 100,108 96,120"/>
  </g>

  <!-- combined bottom deck -->
  <g transform="translate(96,140)">
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    <rect x="-34" y="-30" width="80" height="56" rx="7" fill="#1a73e8"/>
    <line x1="-22" y1="-16" x2="18" y2="-16" stroke="#ffffff" stroke-width="5" stroke-linecap="round"/>
    <line x1="-22" y1="-2" x2="8" y2="-2" stroke="#ffffff" stroke-width="5" stroke-linecap="round"/>
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</svg>NotebookLMの構成案は50枚、<br class="chiilabo-br is-on">出てきたスライドは15枚だった<br class="chiilabo-br is-on">(ソースとチャットとスタジオ)

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1. チャットの構成案とスタジオの生成は別物

1. チャットの構成案とスタジオの生成は別物

最近、90分ほどの講義用スライドをNotebookLMに作らせようとしていました。
情報源をいくつか読み込ませたうえで、スライドを作ってほしいと頼むと、チャットの返答として50枚規模の構成案が返ってきます。
章ごとに分けられていて、通しのスライド番号も振ってあって、かなりそれらしい。

1. チャットの構成案とスタジオの生成は別物

これをそのままパワーポイントにしてほしいと頼むと、画面はスタジオのプロジェクトという場所に移ります。
「スライド資料を生成しています」という表示が出て、しばらく待つことになる1
ただ、待っている間にスタジオのパネルを見ても、生成中のキューがどこにも表示されていないことがありました。
チャットは待っていてくれと言っているのに、進捗を確認する手がかりがない。

しばらくして完成通知が来たので開いてみると、できていたのは15枚でした。
50枚のつもりで章立てを組んだのに、3分の1以下に圧縮されている。
最終的には、チャットに生成を頼むのではなく、スタジオの「スライド生成」から直接カスタマイズ画面を開いて指示する方法に落ち着きました。

2. 枚数が伸びない理由を探る

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2.1. 公式仕様のフタを開けてみると

2.1. 公式仕様のフタを開けてみると

スタジオのカスタマイズ画面を開くと、形式は「詳細なスライド」と「プレゼンターのスライド」の2択、長さは「短め」と「デフォルト」の2択しかありません2
長い方の選択肢として「Long」のようなオプションは、トグルの中には存在しない。
自由記述欄に長さをLongにしてほしいと文章で書き添えることはできますが、その指示がトグルの「デフォルト」を上書きしてくれる保証はどこにも書かれていませんでした3

NotebookLMのヘルプページを確認しても、1つのスライドデッキが最大何枚まで生成できるかという枚数上限は明記されていません。
書かれているのは、長さの選択肢が短め・デフォルトの2種類であること、そして生成済みのスライドを修正するとき、スライドの追加や削除には対応していないという制約です4
つまり15枚で出てきたものを、NotebookLMの中で「あと35枚足して」と伸ばす運用は、仕様として想定されていないわけです。

2.2. フォーラムの声を拾ってみると

2.2. フォーラムの声を拾ってみると

Redditのコミュニティには、スライドが15枚に制限されるのはなぜかという投稿がありました。
有料プランでも15枚前後で頭打ちになったという報告や、以前は25枚まで出たことがあるという報告も並んでいて、上限は固定値というより変動しているように見えます5
回答としてついていたのが、ソースを絞って12枚ずつ生成し、それを後で結合するという運用でした。

自分の体験と照らし合わせると、これはかなり腑に落ちます。
50枚の構成案をそのまま一括でパワポにしようとする発想自体が、そもそもこの機能の設計と噛み合っていなかった。

3. 章ごとに分けて生成し、あとで結合する

3. 章ごとに分けて生成し、あとで結合する

3.1. 設計表を先に作らせる

3.1. 設計表を先に作らせる

いきなりスライドを生成させるのではなく、まずチャットに設計表だけを作らせます。
指示はこんな具合です。

情報源を根拠に、スライド構成表を作成してください。列は、章番号、通しスライド番号、スライドタイトル、主張、使う情報源、本文に入れる要点3つ、発表者ノートの要点にしてください。まだスライドは生成しないでください。

この時点ではスライドを作らせない、というのが肝です。
構成表という文書として出させておけば、章の切れ目や配分を見直しやすくなります。

3.2. 章単位で指定して生成する

3.2. 章単位で指定して生成する

構成表を12枚前後の塊に分けたら、スタジオのカスタマイズ画面から章ごとに生成します。
ソースの選択欄で、その章に関係する情報源だけにチェックを絞っておくのも効きます6
全ソースを選んだままだと、章外の内容まで拾って要約に混ぜ込んでくることがあるからです7

自由記述欄には、次のように書きます。

全体構成のうち、第1章に相当する部分だけを作成してください。出力は日本語。長さはLong。各スライドは1つの主張だけを扱い、章外の内容を要約して混ぜないでください。スライド番号を守ってください。各スライドに、発表者ノートとして補足説明も入れてください。形式はPPTXで生成してください。

生成が終わったら、枚数が12〜15枚程度に収まっているか、章外の内容が紛れ込んでいないかを確認します。
ここで枚数が足りないからと中で追加を頼むのは避けたほうがいい。
先に見た通り、生成済みスライドの追加削除には対応していません。

3.3. パワーポイントで結合する

3.3. パワーポイントで結合する

各章のデッキがそろったら、あとは手元のパワーポイントで結合します。
以前は「ホーム」から「スライドの再利用」を選んで別ファイルのスライドを取り込む方法がありましたが、この機能は2026年1月に廃止されています8
いまのところ確実なのは、各デッキの左側のサムネイル一覧を全選択してコピーし、最初のデッキの末尾に貼り付けていくやり方です。

面倒に感じるかもしれませんが、1回で90枚を出そうとして待った挙句に15枚しか手に入らないよりは、よほど確実です。

NotebookLMのスライド生成は、まだ発展途上の機能なんだと思います。
構成を考える壁打ち相手として使い、仕上げは自分の手でやる。
そのくらいの距離感で付き合うのが、いまのところ一番うまくいく気がしています。

  1. 公式ヘルプによると、生成はバックグラウンドで行われる仕組みで、待っている間もノートブックの他の作業を続けられるとされている。 – Generate a Slide Deck in NotebookLM
  2. 公式ヘルプは、詳細なスライドを全文と詳細を含む包括的な資料、プレゼンターのスライドを話す内容を支える視覚的な資料として説明している。 – Generate a Slide Deck in NotebookLM
  3. Google公式ブログは、AI Ultraプランの契約者であれば2倍の上限でより長いデッキを生成できるようになったと説明している。 – 8 ways to make the most out of Slide Decks in NotebookLM
  4. 公式ヘルプは、修正のたびに新しいデッキが生成されること、そして1つのノートブックで修正できるデッキの総数には利用枠の上限があることも明記している。 – Generate a Slide Deck in NotebookLM
  5. 別の解説記事も、公式版では一度の生成が8から15枚程度に収まりやすく、30枚のような長いデッキが欲しい場合は分割して生成し手元で結合するよう勧めている。 – Fix NotebookLM Slide Deck Generation Failed 2026
  6. 公式ヘルプでは、1つのノートブックに含められるソースは最大50件、各ソースは50万語または200MBまでと定められている。 – Add or discover new sources for your notebook – NotebookLM Help
  7. 別の解説記事は、公式ヘルプを引きながら、生成されるスライドの質は読み込ませたソースの質と指示の明確さの両方に左右されると述べている。 – The NotebookLM slide deck feature: powerful, but far from perfect
  8. マイクロソフトは、スライドの再利用機能を2026年1月までに完全に廃止し、コピーアンドペーストを代替手段として案内している。 – Microsoft PowerPoint is removing “Reuse slides” on Windows & macOS