- 無料で試せる動画生成AIを探すと、2026年9月の時点ではGoogle Flowが候補になります。
- 無料プランでも「クレジット」と呼ばれるポイントが1日50、毎日配られ、右側のチャット欄で頼むと作ってくれます。
- ロゴを「キャラクター」に登録すると、@タグで呼び出して主役にできます。動画にする前に静止画で見た目を固めると、やり直しが減ります。
- 映像と音は同時に生成されます。10秒の動画1本が15クレジットでした。
1. 無料で試せる動画生成AIを探してGoogle Flowを開いた

1.1. 候補に挙がるのはVeo 3.1・Kling 3.0・Seedance 2.5
「動画を作る生成AIが面白いらしい」という話をあちこちで聞くようになりました。
まず無料で試せるものはどれなのか、というところから調べ始めました。
- Veo 3.1(Google)
- Kling 3.0(Kuaishou:中国の大手テック企業)
- Seedance 2.5(ByteDance:TikTokの運営元)
比較の的になっているのは、Veo 3.1、Kling 3.0、Seedance 2.5 のあたりです1。
AI動画を扱うコミュニティでは、たいていこの3つが並べて語られています2。
今回は、「登録して無料で実際に試せる」、Googleの Google Flow を試してみました。
Google AIの有料契約がなくても使えて、「クレジット」と呼ばれるポイントが1日50、毎日配られます3。
Google Flowは「毎日3回まで使える魔法の10秒カメラ」。
1.2. 手順と画面
始めるのに要るのは、Googleアカウントだけです。
Geminiを使ったことがあるなら、そのアカウントでそのままログインできます。
利用は18歳以上から4。


ログインの途中で「Google のプライバシー ポリシーの確認」が出ました。
Flowとのやり取り、アップロードしたデータ、生成物、関連機能の利用情報を収集する、と書かれています。
自分で描いた絵や仕事のロゴを預ける道具なので、ここは読み飛ばさないほうが安心です5。
やることは、作りたいものを日本語で書いて送るだけです。
あとは向こうが構成を考えて、こちらに確認しながら進めます。
操作というより、相談に近い形です。
2. ロゴをキャラクターとして登録して呼び出す

2.1. 平面のロゴが立体のキャラクターになる
左側のメニューに「キャラクター」という項目がありました。
開くと「新しいキャラクター」と「自分のアバターを作成」が並んでいて、前者から画像をアップロードできる。
試しにちいラボのロゴを入れてみました。

登録しておくと、以降は@タグで呼び出せるようになります6。
毎回「黄色いCの形をしたロゴが」と説明し直さなくて済むわけです。
そこで「ちいラボロゴがスマホの世界で遊んでいる」と頼みました。
返ってきたのは、平面だったロゴに手足が生えて、デジタルな街を歩いている絵です。
元が図形なので平べったいまま動くのかと思っていたら、立体のキャラクターとして扱われていました。
2.2. 動画にする前に静止画で構図を決める

最初に出てきたのは、動画ではなく画像4枚でした。
回路基板の上に立っている絵、アプリのアイコンが浮かぶ空間にいる絵、星空を飛んでいる絵。
そして「次はどんなシーンを見てみたいですか?」と聞かれました。

4枚を見て、試しに「これで、シーンを作成してください」と返しました。
Flowは、映像だけでなく効果音や声まで一緒に生成できます7。
音声や効果音もプロンプトに含めれば映像と一緒に生成できます。
3. クレジットは押す前に確認が出る
3.1. 15クレジットで承認・常に承認・拒否
シーンを作ってください、と頼んだすぐ下に、確認が出ました。

1件の動画生成を開始しますか?生成には 15 クレジットが必要です。
選択肢は、承認、常に承認、拒否の3つ。
今回は、1回毎に「承認」するようにしました。
ちなみに、画像を何枚も作っている間、この確認は一度も出ません8。
クレジットが動くのは動画のときだけです。
3.2. 2回作って50が20になった
できあがったのは10秒ちょうどの動画でした。
スマホの画面から飛び出したキャラクターが、アプリのアイコンが並木のように立つ道を歩き、0と1が流れる光の道を滑って、最後にホログラムの部屋で万歳する。
4つのシーンが切れ目なくつながっていて、声も効果音も入っています。


作り直しを含めて2回生成したところで、アカウントパネルの表示が50から20になりました9。
15が2回で30。
画像を作ったぶんは引かれていません。
同じパネルに「可視透かし」のトグルもあります10。
生成した動画に、AIで作ったと分かる透かしを入れるかどうかの切り替え。
どこかに出すつもりなら、切る前に一度考えたほうがいい設定です11。
- Seedance 2.5 は ByteDance が2026年7月31日に公開したモデルで、1回の生成で30秒の動画を作れる点と、参照に使える画像・動画・音声の枚数が増えた点が挙げられています。 – Seedance 2.5 — One-take Creation, Flexible Referencing
- 2026年の比較記事では、リアルさと口の動きに合った音声なら Veo 3.1、長回しや複数カットなら Kling 3.0、自分の参照素材を組み合わせるなら Seedance、という整理がされています。 – Seedance 2.0 vs Veo 3.1 vs Kling 3.0: Which AI Video Model Is Best?
- 公式ヘルプは、Google AI Plus・Pro・Ultra に登録していない場合、Google Flow を試せるように1日あたり50クレジットが無料で付与されると説明しています。 – Google Flow クレジットを管理する
- 公式ヘルプは、Google Flow の利用には年齢確認済みであることと、18歳以上であることが必要としています。 – Google Flow を使ってみる
- 入力したプロンプトやアップロードしたファイル、生成した画像や動画が、削除するまで保存される仕組みについて解説した記事があります。 – Google Flowに入力した内容はGoogleに見られるの?
- 公式ヘルプは、プロンプト欄に「@」を入力してからキャラクター名を続ける、自分のアバターを使うときは「@me」と入力する、と案内しています。 – Google Flow で画像を作成、編集する
- Veo 3.1 では、セリフ・効果音・環境音を映像と同時に生成できる点が新しさとして挙げられています。 – Google Veo 3.1完全ガイド|縦型動画・4K・音声付きAI動画の作り方
- 公式ヘルプは、無料の Google Flow クレジットは Veo 3.1 の Lite・Fast・Quality の生成に使えるものだと案内しています。 – Google Flow クレジットを管理する
- 無料クレジットは2026年2月の更新で毎日付与される形になり、その日に使い切らなかった分は翌日に繰り越されません。 – Google Flow アップデート 無料クレジットが毎日更新に
- 2026年8月に、Gemini と Flow で生成物に付く目に見える透かしを非表示にできる設定が追加されました。 – Google、GeminiとFlowで生成する画像や動画に付く「目に見えるウォーターマーク」を非表示にできる設定を追加
- 可視の透かしを消しても、AI生成物であることを示す不可視の電子透かし SynthID と、来歴を示す C2PA のメタデータは残ります。 – GoogleがGeminiとFlowにAIが生成した画像・動画・音楽から目に見える「透かし」を削除する切り替え機能を追加