知人の作業画面を見たとき、正直に言って「かっこいいな」と思いました。
画面は分割され、左にEmacs、右にブラウザ、その下にターミナル。
マウス操作はほとんどなく、キーボードだけで画面が切り替わっていきます。
その環境で使われていたのが Hyprland でした。
macOS ではなく Linux のデスクトップ環境で動く、タイル型ウィンドウマネージャーです。
1. Hyprlandとは何か
Hyprlandは、LinuxのWaylandという仕組みの上で動く「ウィンドウマネージャー兼コンポジタ」です。
ざっくり言うと、アプリの配置や画面の描画をまとめて管理する役割を担っています。
まず前提として、HyprlandはLinux専用です。
Linux環境が、Waylandに対応していることが条件になります。
Waylandは、昔から使われてきたX11に代わる新しい表示方式です。
タイル型というのは、ウィンドウを重ねず、画面をパズルのように分割して配置する考え方です。
アプリを開くたびに、自動で“ちょうどいい場所”に収まります。
Hyprlandの特徴としてよく語られるのが、見た目の滑らかさです。
ウィンドウの切り替えやワークスペース移動にアニメーションが入ります。
1.1. 起動すると
Hyprlandを起動すると、デスクトップはかなりシンプルです。
パネルもDockもありません。
キーボード操作でアプリを起動し、ウィンドウが自動で並ぶ。
その流れを何度か繰り返すうちに、操作に迷う時間が減っていきます。
2. 設定ファイルと向き合う時間
Hyprlandの挙動は設定ファイルで細かく調整します。
キー割り当て、画面分割のルール、アニメーションの有無など、ほぼすべてがテキストで定義されます。
ここは楽しい半面、時間を吸われます。