- 2026年4月下旬ごろから、ChatGPTのウェブ版でControl-Dを押すと、一文字削除ではなく音声入力が起動していたのですが、最近 直っていました。
- あと、「⌘/」で、ショートカットキーの一覧を変更できるようになっていました。
1. 何が起きていたのか
ChatGPT の Web UI で Control-D(⌃D) を押すと音声入力が起動して、前方削除と干渉するようになっていました。

最近、ふと音声入力のキーバインドを確認してみたら、いつの間にか本来の削除動作に戻っていました。
1.1. 音声入力のショートカットキーの変遷
Control-Dは macOS のテキスト編集でカーソル右側の文字を削除するキーです1。

4月22〜24日ごろ、ChatGPT の Web UI がこのキーを音声入力(Dictation)のショートカットとして割り当てるようになりました2。
入力欄右側のマイクアイコンにカーソルを当てると「音声入力 ⌃D」というツールチップが表示されるようになっていました。
音声入力のショートカットは、それ以前にも変遷していて、Control+M から一時的に Control+Shift+D を経て、4月末ごろに Control+D になったようです3。
今回、またControl+Shift+Dに戻ったことになります。
2. 音声入力の無効化設定とショートカットキーの設定画面(⌘/)
ChatGPT の設定画面には、このショートカットを変更・無効化する項目はなく、しばらくは根本的な回避策がない状態が続きました。


ところが、5月上旬に設定音声入力の項目をオフにすると ⌃D が本来の前方削除に戻るという方法が広まりました。
また、⌘/ でショートカット一覧を設定・変更ができるようになっていました4。
3. いつ直ったのか(おそらく2026年5月15日ごろ)
いつ変更したのか、という公式の更新履歴は出ていませんが、5月15日の OpenAI リリースノートに Dictation 機能の改善として “Improved dictation visuals” が記載されており、このタイミングで Web UI の Dictation 関連に調整が入ったと考えられます5。
実際、今日(5月20日時点)では^Dで文字の削除ができるようになりました。
ちなみに、設定で音声入力をオフにすると、入力欄のマイクボタンは非表示になります。


- Emacs では C-d(Control+D)が「カーソル位置の文字を削除する」コマンドとして定義されており、macOS の Cocoa テキストシステムがこのキーバインドをシステム全体に引き継いでいます。 – Emacs Keybindings for Editing Text Fields in OS X
- X(旧 Twitter)上で 4月24日に「chatgpt webが今日からctrl-dに音声入力のショートカットを割り当ててきて」という報告が確認されています。 – note.chiilabo.jp – ChatGPT Web UI Control-D が音声入力になって使いにくい
- note 上の記事によると、2026年4月16日時点では音声入力ショートカットは Ctrl+M であり、4月22日ごろに Ctrl+Shift+D へ変更、その後 ⌃D に変わったいました。 – note.chiilabo.jp – ChatGPT Web UI Control-D が音声入力になって使いにくい
- Hatena ブログの報告(2026年5月2日)で、iPad/Safari の ChatGPT で Cmd+/ を押してショートカット設定を開き、⌃D の音声入力をオフにしたところ Delete(前方削除)に戻ったと詳述されています。 – sorashima.hatenablog.com
- OpenAI の公式リリースノートには ⌃D ショートカットの追加・削除いずれについても明示的な記載はありません。「Improved dictation visuals」は Android 向けの項目として記載されており、Web UI への言及はありません。 – ChatGPT Release Notes – OpenAI Help Center