グループでの予約は意外と大変
友人同士や職場のメンバーでレストランを予約する時、参加人数の確定は思っている以上に手間がかかります。「行きます」「行けません」のメッセージが時間差でバラバラと送られてくると、結局何人になるのか分からなくなってしまいます。
特に大人数のグループでは、メッセージが流れてしまって見落としも発生しがちです。そんな時に役立つのが、WhatsAppのアンケート機能でした。
アンケート機能で参加確認が一目瞭然
WhatsAppのアンケート機能は、グループチャットで簡単に投票を作成できる機能です。レストラン予約の場合は「参加する」「参加しない」の二択で設定しました。
作成方法は驚くほど簡単です。チャット画面で添付アイコン(クリップマークやプラス記号)をタップし、「アンケート」を選択します1。質問欄に「〇月〇日のレストラン会に参加しますか?」と入力し、選択肢に「参加する」「参加しない」を追加するだけです2。
メンバーは選択肢をタップするだけで回答完了。文章を入力する必要がないため、返答のハードルが下がります。
お店の情報共有も同時に解決
アンケートと合わせて、レストランのホームページリンクもグループチャットに投稿しました。メンバーがお店の詳細やメニューを事前に確認できるため、「どんなお店?」「値段はどのくらい?」といった個別の質問が減りました。
リンクを共有することで、全員が同じ情報を見ることができます。メニューの写真や価格帯が分かると、参加の判断もしやすくなるようです。
既読機能で締め切りタイミングを把握
WhatsAppの既読機能(メッセージの横に表示されるチェックマーク)は、締め切り管理にも活用できます3。アンケートを投稿した後、メンバーの既読状況を確認することで、誰がまだ見ていないかが分かります。
全員が既読になってから少し時間を置いて「明日までに回答をお願いします」とリマインドを送ることで、自然な流れで締め切りを設定できました。強制的でない締め切り管理は、グループの雰囲気も保てます。
アンケート結果は後から何度でも確認可能
投票が集まった後は、アンケートをタップするだけで結果が確認できます。「参加する:8人」「参加しない:2人」といった数字だけでなく、誰がどちらに投票したかも一覧で表示されます。
この機能が特に便利だったのは、レストランに電話予約をする時でした4。「8名でお願いします」と伝える際に、画面を見ながら正確な人数を確認できました。
ピン留めで重要な情報を見失わない
グループチャットは日常の会話でメッセージがどんどん流れていきます。そこで活用したのがピン留め機能です。
アンケートメッセージを長押しして「ピン留め」を選択すると、チャット画面の上部に固定表示されます。新しいメッセージが増えても、アンケートが埋もれることがありません。メンバーがいつでもアンケート結果を確認できる状態を維持できました。
実際に使って分かった便利さ
一連の流れを体験して感じたのは、WhatsAppが持つ複数の機能を組み合わせることで、グループでの予約確認が格段にスムーズになることでした。
アンケート機能で回答の手間を減らし、リンク共有で情報を統一し、既読機能で締め切りを自然に管理し、ピン留めで重要な情報を見失わない。これらが連携することで、幹事の負担も参加者の手間も大幅に軽減されました。
特に印象的だったのは、メンバーからの「分かりやすい」「答えやすい」という反応です。従来の文章でのやり取りと比べて、参加確認にかかる時間が半分以下になりました。
WhatsAppのアンケート機能とリンク共有、既読確認、ピン留めを組み合わせることで、グループでのレストラン予約確認は驚くほど効率化できます。
- アンケート機能はモバイルアプリからのみ作成可能ですが、PC版やWeb版からでも投票に参加できます – WhatsAppでアンケートを取る方法
- WhatsAppのアンケートでは最大12個まで選択肢を設定でき、複数回答を許可することも可能です – WhatsApp 投票の作成と使用
- チェックマーク1つは送信完了、2つは相手に届いた状態、2つが青色になると既読を示します – WhatsApp でアンケートを作成する方法
- 投票後に意見が変わった場合は、別の選択肢をタップして変更したり、同じ選択肢を再度タップして取り消すことも可能です – WhatsAppで投票する方法