- iPhoneのアプリの有料機能が気になるけど「解約できなくなるのが心配」という相談があります。
- 料金は少し高くなるけど、管理の楽さを考えるとApp Store経由が便利です。
- 直接支払いだと各社サイトを探し回る羽目にになりますが、App Store経由なら設定アプリから数タップでキャンセルできるからです。
1. 有料機能が使えない?
「AI録音のPlaudアプリが便利なので有料プランに入りたいが、うまくいかない」という相談がありました。

このエラーは、アプリそのものではなく、Appleアカウントの「スクリーンタイム」や「支払い方法」を確認する必要があります。
ストアサービスは現在一時的に利用できません。しばらくお待ち頂いてからお試しください
以下の状況が当てはまるか確認してください:
- ストアサービスがオフになっている。
「スクリーンタイム」ー「iTunes & Appストア購入」ー「App内課金を許可」を設定してください。- ストアに支払い方法がリンクされていない。
Appleアカウントに支払い方法をリンクして再試行してください。- Appleストアサービスに問題が発生しています。
しばらくしてからもう一度お試しください。
iPhoneアプリでサブスクリプション(定期購読)の支払いをするには、AppleアカウントやApp Storeが関係していることが多いのです。
2. サブスクリプション支払いの2つの方法
iPhone用アプリでアプリ内購入やサブスクリプションの支払いをするときには、2つの選択肢があります。
App Store経由の支払いと、サービス運営会社への直接支払いです(同じアプリでも両方の選択肢があることもあります)。
どちらを選ぶかで料金や管理方法が大きく変わることがわかります。基本的には App Store経由で支払うと、料金が割高になる場合もある一方で、操作がシンプルというメリットもあります。
2.1. App Store経由の支払い
App Store経由の支払いとは、Appleが仲介するアプリ内購入(In-App Purchase)システムを使った支払い方法です1。
アプリ内で「購入」ボタンを押すと、App Storeの決済画面が表示されます。
そこで、Face IDやTouch ID2で認証して支払いを完了します。
2.2. 直接支払い(ウェブ経由)
ただし、App Storeでの決済を利用すると、Appleの手数料3が価格に上乗せされていることがあります。
AmazonやXなど、大手のオンラインサービスでは、直接支払いに対応しています。各会社のウェブサイトでアカウント情報の中には、「支払い方法」の設定画面があり、直接クレジットカード情報を登録します。
| サービス | 直接支払い(ウェブ経由) | App Store経由(iPhone) |
|---|---|---|
| YouTube Premium | 1,280円/月 | 1,680円/月 |
| X Premium | 980円/月 | 1,380円/月 |
この場合、Appleは支払い処理に関与しないので、サービス会社が自由に料金を設定できます。通常はApp Store経由より安くなります。
ただし、デメリットとしては、サービスをやめたいときは個別に支払い停止の手続きが必要になります。信頼できるサービスかどうかの判断が重要です。
3. App Store経由支払いに必要な2つの設定
App Store経由でサブスクリプションを利用するには、事前に2つの設定が必要です。
3.1. Appleアカウントの支払い方法設定
まず、Appleアカウントにクレジットカード情報を登録する必要があります。
- 設定アプリを開き、画面上部の自分の名前をタップします。
- 次に「お支払いと配送先」を選択し、
- 「お支払い方法を追加」からクレジットカード情報を入力します。
この設定を一度すれば、すべてのアプリ内購入で使用できます。
3.2. アプリ内購入の制限されていないか?
もう一つ重要な設定が、スクリーンタイムのアプリ内購入制限の確認です。
iPhoneには、意図しない課金を防ぐため、アプリ内購入を制限する機能があります。通常は、「制限なし」ですが、子どもや高齢者のために制限して利用することがあります。過去に「アプリ内購入はしない」と制限する設定にして、そのままになっていることもあります。
- 設定アプリから「スクリーンタイム」を選択し、
- 「コンテンツとプライバシーの制限」4に進みます。
- 「iTunes StoreとApp Storeでの購入」を選択し、「アプリ内課金」を「許可」に変更します。
この許可をしないと、サブスクリプション5の購入ができません。
4. App Store経由支払いの最大のメリット:やめやすさ
App Store経由の支払いで最も大きなメリットは、「やめやすさ」です。
ちなみに、用語の使い方として、「サブスクリプションをやめる」というのは、「サービスの解約」ではなく「サブスクリプションのキャンセル」ということが多いです。
というのも、サブスクリプションを利用停止しても、無料会員として継続することが一般的だからです。
直接支払いの場合、解約するには各サービス会社のウェブサイトにアクセスし、アカウント設定を探し、複雑な手続きを踏む必要があります。サービスによっては解約ページが見つけにくかったり、電話でしか解約できなかったりする場合もあります。
一方、App Store経由の支払いなら、iPhoneの設定をみると、すべてのサブスクリプションが一箇所で管理でき、いつ契約したか、次回の更新はいつかも一目で確認できます。たった数タップでキャンセル・再開できます。この手軽さは、複数のサブスクリプションを利用している場合に特に威力を発揮します。
5. まとめ
App Store経由は料金が割高になることもありますが、統一された解約手続きの簡単さという大きなメリットがあります。利用には、Appleアカウントの支払い方法設定6とスクリーンタイムでのアプリ内購入制限の解除が必要です。利用には、Appleアカウントの支払い方法設定とスクリーンタイムでのアプリ内購入制限の解除が必要です。
- iPhoneでアプリのサブスクリプションを表示する/キャンセルする – Apple サポート – iPhone設定アプリからのサブスクリプション管理方法の公式手順
- Appleのサブスクリプションを解約する必要がある場合 – Apple サポート – App Store経由サブスクリプションの解約手続きに関する公式ガイド
- iPhoneやiPadでスクリーンタイムを使ってアプリ内課金を無効にする – Apple サポート – アプリ内課金制限設定の公式マニュアル
- Apple Accountのお支払い方法を追加する – Apple サポート – クレジットカード情報登録に関する公式手順書
- 自動更新サブスクリプション – App Store – Apple Developer – App Storeサブスクリプションシステムの仕組みに関する開発者向け公式資料
- 別のサブスクリプションプランに切り替える方法 – Apple サポート – サブスクリプションプラン変更手続きの公式説明
- Apple Payを設定する – Apple サポート – Apple Payとクレジットカード設定の公式ガイド
- iPhoneでアプリ内課金を制限する・制限を解除する方法 | iPhone Wave – スクリーンタイムでのアプリ内課金制限設定の詳細手順
- サブスクリプションと購入 – Appleサポート – App StoreとiTunes Storeでの購入とサブスクリプション管理の総合案内
- お子様のiPhoneやiPadでペアレンタルコントロールを使う – Apple サポート – スクリーンタイムとコンテンツ制限機能に関する公式解説
- アプリ内購入(In-App Purchase、IAP)とは、アプリ内で発生する購入行動のことで、追加機能、コンテンツ、またはサービスに対して課金する仕組み。購入金額はすべてアプリストアに支払われます。 – In-App Purchase – アプリ内購入(IAP)とは
- Face IDは顔認証、Touch IDは指紋認証を使った生体認証システム。Face IDは赤外線センサーにより顔の3D情報を読み取り、Touch IDは指紋のパターンを読み取って本人認証を行います。 – Touch ID/Face IDとは? | Apple PayのPASMOサポート
- App Store経由でのアプリ内課金では、通常Appleに30%の手数料を支払う必要があります。ただし、年間収益が100万ドル以内の小規模事業者に対しては15%に削減されています。 – アプリ内課金の手数料30%を回避できる場合とは? | 東京のアプリ開発会社
- スクリーンタイムは、アプリの使用時間制限や機能制限を設定できるiOS 12から追加された機能。コンテンツとプライバシーの制限では、不適切なコンテンツや購入を制限できます。 – お子様のiPhoneやiPadでペアレンタルコントロールを使う – Apple サポート
- サブスクリプション(定期購読)とは、月額や年額で定期的に料金を支払い、サービスやコンテンツを継続利用する課金方式。自動更新されるため、解約するまで課金が継続されます。 – アプリ内課金やサブスクリプションでアプリの追加の機能を購入する – Apple サポート
- Apple Accountにクレジットカード情報を登録する方法は、設定アプリから「[自分の名前]」→「支払いと配送先」→「お支払い方法を追加」の順に進み、カード番号、有効期限、セキュリティコードを入力します。 – Apple Accountのお支払い方法を追加する – Apple サポート