- Instagram、Facebook、Threadsに毎回同じ投稿をするのが面倒だったので、まとめて投稿できるようにしてみました。
- まず、設定の「アカウントセンター」にある「アカウントを追加」からシステムに他のアカウントを教えます。
- あとは、コネクテッドエクスペリエンス→「プロフィール間のシェア」で完了。
- 投稿時にオン・オフも選べるので便利です。
複数のSNSを運営するなら同時投稿が便利
Instagram、Facebook、Threadsの3つのアプリでSNSで情報発信をしていて、同じ内容を別々に投稿するのは大変です。毎回同じ写真をアップロードして、同じ文章を入力する。作業は時間がかかります。
Meta社(旧Facebook社)が提供するこれらのアプリには、1回の投稿操作で複数のプラットフォームに同時に投稿できる機能があります。この機能を使えば、投稿にかかる時間を大幅に短縮できます。
「プラットフォーム間の自動シェア」の事前準備
この同時投稿は、「プラットフォーム間の自動シェア」という機能です。これには、2つの異なる設定が必要です。
- まず「アカウントの連携」があります。
これは、Instagram、Facebook、Threadsの各アカウントが同じ人のものだとシステムに教える作業です。
そのためには、まずそれぞれのアカウントを作っておく(Threadsの場合は有効化)必要があります。
- 次に「自動シェア機能」の設定があります。
これは、投稿するときに他のアプリにも同じ内容を送るかどうかを決める設定です。
この2つの設定は別々の場所で行う必要があり、設定画面を探すのに時間がかかることがあります。
アカウント連携の設定手順
アカウントセンターで改めて「ログイン」
Instagram、Facebook、Threadsのいずれかのアプリを開きます。設定メニューから「アカウントセンター」を探してください。
アカウントセンターは、Meta社のアプリ全体を管理する場所です。ここで「アカウントを追加」を選択し、連携したいアカウントにログインします。このログインが本人確認になり、システムは各アカウントが同じユーザーのものだと認識します。
連携が完了すると、各アプリのアカウントが一覧で表示されます。
自動シェアを有効化させる(コネクテッドエクスペリエンス)
アカウント連携が完了すると、「コネクテッドエクスペリエンス」という機能が有効になります。これは、各アプリで共通の情報を使える機能です。
「アカウントセンター」ー「コネクテッドエクスペリエンス」にある「プロフィール間のシェア」で、「シェア元」「投稿種類(自動的にシェア)」「シェア先(次でもシェア)」の3項目を選択します。これで、同時投稿ができる準備が整いました。
そのほか、「コネクテッドエクスペリエンス」では、Facebookでプロフィール写真を変更すると、InstagramやThreadsでも同じ写真が使うように反映させたりもできます。ただし、この機能は任意なので、必要に応じてオンオフを切り替えられます。
ちなみに、この自動シェアは、投稿時にだけ作動します。「すでに投稿されている内容を、まとめて別のプラットフォームに同期する」というわけではありません。
自動シェア機能を使う
アカウント連携が完了したら、次は自動シェア機能を使って投稿してみます。
たとえば、Instagramで新しい投稿を作成するとき、投稿画面の下部に「次でもシェア」という項目が表示されます。