アイコン選びに月額1,300円払い続けるのをやめることにしました。
Flaticonの有料プランを3年ほど使ってきたのですが、最近の使い方を振り返ってみると、実はそこまで必要じゃなくなっていたんです。

きっかけは、AIコード生成を使うようになったこと。
説明スライドをSVGコードで生成するようになって、一からKeynoteでスライドを作ることは減って、わざわざ Flaticon で探す機会が減っていました1。
1. Iconifyという選択肢
代替として調べたのがIconifyです。
これは200,000以上のオープンソースアイコンを集約したプラットフォームで、完全無料で使えます。

Iconifyのサイトでアイコンを選ぶと、SVGコードが直接表示されます2。
色やサイズもブラウザ上で調整できて、「Copy to Clipboard」でコピーすれば、PowerPointにもそのまま貼れます。
<iconify-icon icon="mdi:home"></iconify-icon>
Code language: HTML, XML (xml)
React や Vue なら、こういう書き方もできます。
必要なアイコンだけが動的に読み込まれるので、バンドルサイズも気にしなくていい。
import { Icon } from '@iconify/react';
<Icon icon="mdi:home" />
Code language: JavaScript (javascript)
1.1. ライセンスの確認は必要
誤解しないでほしいのは、Iconifyはアイコンを作っているわけではないという点です。
Material Design Icons、Font Awesome、Bootstrap Icons といった有名どころから、個人制作のセットまで、既存のオープンソースアイコンを収集・最適化して配信しています3。
いわばアグリゲーターですね。
Iconifyのアイコンは、それぞれ元のライセンスに従います。MIT、Apache 2.0、CC BYなど、セットごとに異なります。
商用利用する場合は、使うセットのライセンスを確認しておくといいでしょう。
公式サイトで各アイコンをクリックすると、ライセンス情報が表示されます。
Material Design Icons は Apache 2.0 なので、商用利用も帰属表示も不要です4。
2. 移行の判断基準
Iconifyに移行するかどうかは、使い方次第だと思います。
Flaticonで「family」と検索すると26,023件ヒットしますが、Iconifyだと315件。
数だけ見れば80分の1です。
月に50種類以上の多様なアイコンを使う人、デザインの統一性が最重要な人、アイコンが資料のメイン要素になっている人は、Flaticonを継続したほうがいいかもしれません5。
年間15,600円の価値はあります。
逆に、基本的なアイコンが中心で、補助的な役割なら、Iconifyで十分です。
2.1. 唯一の懸念は統一性
Iconifyの弱点は、セット間のスタイルが統一されていないこと。
たとえば、Material Design Icons と Font Awesome を混ぜると、見た目がバラバラになります。
ただ、これは使う側の問題でもあります。
私は Material Design Icons に絞って使うことにしました。7,200種類あれば、だいたいのケースはカバーできます6。
スタイルガイドを作って、教材ごとにルールを決めておけば、統一感は保てます。
Flaticonは同一作者のセットや、スタイルフィルタで統一できるのが強みですが、私のように「シンプル優先」なら、そこまで重要ではありませんでした。
- 以前は学習資料やスライドを作るとき、Flaticonで「ちょうどいい感じ」のアイコンを探していました。26,000種類もあるので、たいていのニーズには応えられます。カラーエディタでブランドカラーに一括変換できるのも便利でした。
- Iconify APIは、世界中に分散されたサーバーからアイコンデータをオンデマンドで配信します。必要なアイコンのみを動的に読み込むため、バンドルサイズを最小限に抑えられます。また、自社サーバーでIconify APIをホストしたり、SVGを直接バンドルすることでオフライン利用も可能です – GitHub – iconify/iconify
- IconifyフレームワークはMITライセンスで公開されており、一部の古いパッケージではApache 2.0やGPL 2.0も使われています。ただし、このライセンスは各アイコンセットには適用されず、各アイコンセットは独自のオープンソースライセンスに従います – Iconify Design: All popular icon sets, one framework.
- Apache 2.0ライセンスは、商用利用、改変、配布が自由に行えるオープンソースライセンスです。Material Design Iconsはこのライセンスの下で提供されており、帰属表示なしで自由に利用できます – Material Design Icons – Icon Library – Pictogrammers
- Flaticon Premiumは月額$12.99(年間約$155.88)で、1,800万以上のアイコンとステッカーにアクセスでき、帰属表示不要、SVG/EPS/PSD/PNG形式でのダウンロード、1日2000ダウンロード、カラーエディタ機能が利用できます – Flaticon Premium: get all our resources and premium files from 12.99 USD/month
- Material Design Iconsは、Austin Andrewsが2014年に開始したプロジェクトで、現在はPictogrammersコミュニティによって管理されています。7,200以上のアイコンを提供し、Apache 2.0ライセンスで商用利用・帰属表示も不要です – Material Design Icons – Icon Library – Pictogrammers