Claude Desktopが突然ストレージを
消費していた
(claudevm.bundle)

  • 、Claude Desktopに搭載されたCoworkという機能が、Linux仮想マシンのイメージファイル(claudevm.bundle)を自動で作成し、数GB〜数十GBのサイズになっていました。
  • ただし、実際のデータ量は見かけ上のサイズより少なくて、増えた空き容量は約4.8GBでした。
  • Coworkを使わないので、 rm -rf ~/Library/Application\ Support/Claude/vm_bundles で削除しました。

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1. Application Supportの容量が異様に多い?

気づいたらMacのストレージが残り少なくなっていました。
調べてみると ~/Library/Application Support/Claude の中に、見慣れないファイルが鎮座していた。

vm_bundles/claudevm.bundle   23.8 GB

Claude for Mac 1.1.3963で発生しました。

1.1. claudevm.bundle とは?

これはClaude Desktopに搭載された Cowork という機能が使うLinux仮想マシンのイメージファイルです。

claudevm.bundle の正体 ユーザー “整理して” “抜き出して” Cowork タスクを 自動実行 macOS上で動くLinux VM Ubuntu 22.04 bubblewrap + seccomp(多重サンドボックス) claudevm.bundle = このVMのディスクイメージ 安全設計のポイント VM分離 macOSに直接 アクセスしない Apple Virtualization サンドボックス 各会話を独立した 環境で実行 bubblewrap + seccomp ネットワーク制限 pypi・npm等の 許可済みのみ接続 ネットワークallowlist

Coworkとは、ファイル操作やコード実行をClaudeが代わりに自動でこなすエージェント機能です。「50個のPDFからデータを抜き出して」「このフォルダを整理して」といった作業をClaudeに任せられます1

安全のため、ClaudeはmacOS上で直接作業せず、Ubuntu 22.04というLinuxを丸ごと仮想マシンとして起動した上で動きます2claudevm.bundle はその仮想マシンのディスクイメージです。サイズが大きいのはOSまるごと入っているためで、展開すると10GB前後になります。VMの中ではbubblewrapサンドボックスとseccompフィルタが重ねて設定されており、ネットワークもpypiやnpmなど許可済みのパッケージレジストリとAnthropicのAPIにしか接続できない3

1.2. Coworkを使っていないなら削除できる

Cowork機能を一度も使っていない、あるいは今後使う予定がない場合は、このフォルダを削除してかまいません。Claudeとのチャット履歴や設定は別の場所に保存されているため、削除しても消えません。

Coworkを使っていないなら削除できる 削除してよい条件 Coworkを使ったことがない 今後も使う予定がない 削除しても消えないもの 💬 チャット履歴 Claude の設定 ターミナルで実行 rm -rf ~/Library/Application\ Support/Claude/vm_bundles ⚠ 注意 Coworkを次に起動すると 約10GBが再ダウンロードされる Coworkを使わない限り、再ダウンロードは起きない

ターミナルを開いて、以下のコマンドを実行します。

rm -rf ~/Library/Application\ Support/Claude/vm_bundles
Code language: JavaScript (javascript)

削除後にCoworkを起動すると、約10GBのVMイメージが再ダウンロードされます4。Coworkを使わない限り、再ダウンロードは起きません。

1.3. 実際にどれくらい空くか(スパースファイル)

筆者の環境では、削除前の空き容量が4.17GBだったのが、削除後に8.94GBになりました。
約4.8GB回収できた計算です。

実際にどれくらい空くか 削除前 4.17 GB 空き容量 4GB 残り少ない 削除 +4.8GB 削除後 8.94 GB 空き容量 9GB なぜ23.8GB表示なのに4.8GBしか空かないのか? Finder表示 23.8GB スパースファイル 空白部分はディスクに書かれない 実占有量 Finderの表示サイズ ≠ 実際のディスク占有量

Finderで表示されていたサイズは23.8GBでしたが、実際の回収量はそれより大幅に少なくなっています。claudevm.bundle 内の rootfs.img はスパースファイルという形式で保存されていて、見かけ上のサイズと実際のディスク占有量が異なるためです5

2. 定期的に手動で削除する場合

Coworkを使いながらも容量を管理したいなら、定期的にフォルダごと削除するのが現実的です。削除後にCoworkを起動すれば自動で再構築されます。

rm -rf ~/Library/Application\ Support/Claude/vm_bundles
Code language: JavaScript (javascript)

次に使うときに再ダウンロードが走るので、そのタイミングだけ通信量と時間がかかる点は覚えておいてください。

2.1. 削除しても勝手に復活させたくない場合

Claude Desktopには現時点でCoworkを完全に無効化する設定がありません6

2.1. 削除しても勝手に復活させたくない場合

念のため再作成を防ぎたい場合は、フォルダを読み取り専用にする方法があります。

削除しても勝手に復活させたくない場合 現状: Coworkを完全に無効化する設定はない 設定画面にあるのはプリセットプロンプトの編集のみ 1 既存フォルダを 削除 rm -rf …/vm_bundles 2 空フォルダを 再作成 mkdir …/vm_bundles 3 読み取り 専用に設定 chmod 444 … 効果 アプリがVMイメージを 書き込めなくなる → ストレージを消費しない 許容すること Coworkを起動しようとすると エラーになる Coworkを使わないなら問題なし
rm -rf ~/Library/Application\ Support/Claude/vm_bundles
mkdir ~/Library/Application\ Support/Claude/vm_bundles
chmod 444 ~/Library/Application\ Support/Claude/vm_bundles
Code language: JavaScript (javascript)

これでアプリがVMイメージを書き込めなくなります。Coworkを使おうとしたときにエラーになりますが、ストレージを消費することもなくなります。

  1. Coworkは2026年1月12日にClaude Maxプラン向けのリサーチプレビューとして公開された。その後1月16日にProプラン、1月23日にTeam・Enterpriseプランへ順次拡大されている。 – Introducing Cowork | Claude
  2. macOS版CoworkはApple純正の仮想化技術であるApple Virtualization Frameworkを使ってLinux VMを起動する。 – Inside Claude Cowork: How Anthropic Runs Claude Code in a Local VM on Your Mac
  3. Cowork VMのセキュリティは、Apple Virtualization Framework(VMレベルの分離)、bubblewrap(Linuxサンドボックス)、seccomp(システムコールフィルタ)、ネットワークallowlistの多重構造になっている。 – Inside Claude Cowork: How Anthropic Runs Claude Code in a Local VM on Your Mac
  4. vm_bundlesを削除してCoworkを起動すると、アプリがVMイメージを再ダウンロードして再構築する。削除と再ダウンロードをくり返すユーザーの報告が複数寄せられている。 – Cowork feature creates 10GB VM bundle that severely degrades performance · Issue #22543 · anthropics/claude-code
  5. スパースファイルとは、ファイル内の空白部分をディスクに書き込まず、メタデータだけで管理するファイル形式。Finderや「情報を見る」で表示されるサイズはファイルが最大まで展開された場合の値であり、実際のディスク占有量はそれより小さくなる。macOSのファイルシステムAPFSはスパースファイルをネイティブにサポートしている。 – APFS: How sparse files work – The Eclectic Light Company
  6. 設定画面のCoworkセクションにはグローバル指示(プリセットプロンプト)の編集のみが存在し、機能のオンオフを切り替えるトグルは用意されていない。 – Cowork feature creates 10GB VM bundle that severely degrades performance · Issue #22543 · anthropics/claude-code