プロジェクト内の「消してよい中間生成物」
(target, venv)

メインで使っているPCのストレージが、厳しいです。
そこで、最近触っていないプロジェクトフォルダを整理することにしました。

特に、ソースコード以外の生成物は、消しても大丈夫そう。

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1. 消せそうな大きなデータを探す

プロジェクト全体のサイズを確認すると、数GB単位になっていました。
ソースコード自体はテキストなのに、そこまで大きくないはずです。

よく見ると、特定のフォルダが極端に容量を占めています。
Tauriのプロジェクトでは src-tauri/target
Pythonのプロジェクトでは venv フォルダでした。

1.1. Tauriのtargetフォルダは何者か

Tauriでは、バックエンドにRustを使います。
Rustでは、ビルド時にソースコードを直接実行ファイルにするのではなく、途中で中間生成物を作ります。

次にビルドするとき、最初から作り直さずに済むように保存されています。
target フォルダの中身は、ほぼすべてがそのためのものです。

1.2. Pythonのvenvフォルダの正体

Pythonプロジェクトでは venv という仮想環境(プロジェクト専用のPython実行環境)を使っていました。

この中には、次のようなものが入っています。

・Python本体のコピー
・インストールしたライブラリ
・それらの管理情報

PySide6 や PyInstaller のようなライブラリは特にサイズが大きく、
venv全体で1GBを超えていました。

2. ビルドの設定ファイル(Cargo.toml, requirements.txt )

Tauri、Cargo.toml や設定ファイルは別に残っています。
Pythonでは、requirements.txt という依存関係の一覧ファイルがありました。

つまり、「設計図は残っているが、組み立て済みの部品だけがある」状態です。
設計図があれば、部品はまた作れます。

この確認が取れたので、削除に踏み切りました。

3. 実際に削除してみて

targetvenv を削除すると、ストレージにはかなり余裕ができました。
その代わり、次に開発を再開したときは、初回ビルドと同じくらい時間がかかります。
また、依存関係の記録が残っていない場合、環境の再現が難しくなります。

なので、毎回消すべきものではありませんが、
使っていない期間が長いプロジェクトでは、有効な選択肢だと思います。

プロジェクトフォルダは、意外と「一時的なもの」で膨らんでいきます。