Windows修復アイコン Windowsグリッドとレンチを組み合わせた修復アイコン 調子の悪いWindowsPCを直す、
基本の機能の使い分け
(dism・sfc・chkdskなど)

  • Windowsの不調を直すには、再起動のような軽い操作から始め、クリーンインストールに向かって段階的に試すのが基本です。
  • DISM・SFC・chkdskはそれぞれ異なる対象を修復するコマンドで、DISMでコンポーネントストアを整えてからSFCを実行する順序が推奨されます。
  • 修復の前にセーフモードや信頼性モニターで原因のレイヤーを絞り込むと、不要な修復操作を省けます。
  • クリーンインストール後も症状が再発する場合は、ソフトウェアではなくハードウェアの故障を疑う必要があります。

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1. 全体の流れを整理する

修復操作には「軽いもの」と「重いもの」があります。
順番を間違えると、システムを壊すことにもなりかねません。
再起動からクリーンインストールまでを侵襲性の低い順に並べて、全体像を整理してみます。

Windows修復:全体の流れ ①整える 再起動 更新 ②切り分け セーフモード 信頼性監視 ③修復 DISM/SFC chkdsk ④差し戻し 復元 回復環境 ⑤作り直し 上書き修復 初期化 軽い順に試す 原因の手がかりを残しながら、影響範囲を広げていく ⚠ クリーンインストール後も再発 → ハードウェア故障を疑う
頻度方法内容
再起動Windowsが中途半端な状態のまま動いている場合に、状態をリセットする
shutdown /s /f /t 0
設定 → Windows Update → 更新プログラムのチェック
wsreset.exe
設定 → システム → ストレージ → 一時ファイル
perfmon /rel不調の原因がWindows本体か、アプリ・ドライバ・ユーザー設定かを絞り込む
タスクマネージャー → スタートアップ アプリ
設定 → システム → 回復 → 今すぐ再起動 → スタートアップ設定 → セーフモード
chkdsk c: /scan
dism /online /cleanup-image /restorehealthシステムファイルやコンポーネントストアの破損を修復する
sfc /scannow
chkdsk c: /f
Windows Update サービスの停止 → SoftwareDistribution削除 → 再起動更新・ドライバ・アプリ・ユーザー設定など対象を絞って直す
デバイスマネージャー → 該当デバイスを右クリック → デバイスのアンインストール
設定 → アプリ → 該当アプリをアンインストール → 公式サイトから再インストール
設定 → アカウント → 家族とその他のユーザー → 他のユーザーを追加する
コントロールパネル → 回復 → システムの復元を開く直近の変更が原因の場合に、以前の状態に差し戻す
回復環境 → トラブルシューティング → 詳細オプション → 更新プログラムのアンインストール
回復環境 → トラブルシューティング → 詳細オプション → スタートアップ修復
回復環境 → トラブルシューティング → 詳細オプション → コマンドプロンプト → bootrec /rebuildbcd起動情報が壊れてWindowsが一切起動しない場合に対応する
MicrosoftからISOをダウンロード → マウント → setup.exe を実行個人ファイルを保持しながらOS部分を作り直す
設定 → システム → 回復 → このPCをリセット → 個人用ファイルを保持するアプリまたはすべてのデータを削除してWindowsを再構成する
!!設定 → システム → 回復 → このPCをリセット → すべて削除する
!!Media Creation Tool でUSBを作成 → USBから起動 → パーティションを削除してインストールパーティションを削除して完全にゼロから作り直す

2. 軽い再初期化

軽い再初期化(1〜5) 1 再起動 一時的な状態の乱れをリセット 2 完全シャットダウン Shift+シャットダウン でカーネル状態を完全リセット 3 Windows Update の保留を解消 更新途中の状態はストアやドライバを不安定にする 4 wsreset.exe ストアアプリのキャッシュをリセット(個人ファイル不変) 5 一時ファイルの削除 「以前のインストール」削除は復元不可のため注意 ここで直ることも多い これらは修復ではなく 「遷移状態のリセット」 更新途中 / ドライバ初期化中 サービス起動失敗 …のまま動き続けた状態を いったん整理する

2.1. 1. 再起動する

スタートメニュー → 電源 → 再起動

更新の途中、ドライバの一時不調、メモリの状態の乱れが原因なら、これだけで直ることがあります1

2.2. 2. 完全シャットダウンする(shutdown /s /f /t 0)

shutdown /s /f /t 0

またはShiftを押しながらシャットダウンします。
Windowsは通常のシャットダウンでもカーネルのセッション情報を保持するため、一時的なドライバ状態や起動時の競合がここで解消されることがあります2

2.3. 3. Windows Updateの保留を解消する

設定 → Windows Update → 更新プログラムのチェック

更新が途中の状態だと、ストアやドライバまわりが不安定になります。
再起動待ちがあれば先に完了させてください3

2.4. 4. Microsoft Storeのキャッシュをリセットする(wsreset.exe)

wsreset.exeCode language: CSS (css)

フォト、メモ帳、Windowsセキュリティなどストア管理のアプリが変な挙動をするときに試します。
個人ファイルには触りません4

2.5. 5. 一時ファイルを削除する

設定 → システム → ストレージ → 一時ファイル

「以前のWindowsインストール」を削除すると前バージョンに戻せなくなるので、よくわからなければそこだけ外しておきます5

3. 診断・切り分け

診断・切り分け(6〜9) どのレイヤーが原因か? perfmon /rel 信頼性モニター いつ・何が 壊れたか確認 セーフモード 最小構成で起動 安定する → ソフトが原因 chkdsk /scan ディスク検査 修復なし 状態の確認のみ 切り分けで「常駐ソフトを止めたら直った」とわかれば Windows全体の修復は不要 → 時間とリスクを節約 タスクマネージャー → スタートアップ アプリ でも同様に切り分け可能

3.1. 6. 信頼性モニターで原因を確認する(perfmon /rel)

perfmon /rel

アプリのクラッシュ、更新の失敗、ドライバエラーが時系列で一覧になります。
「いつから何がおかしくなったか」をここで見てから修復を始めると、的が絞りやすくなります6

3.2. 7. スタートアップアプリを無効化する(タスクマネージャー)

タスクマネージャー → スタートアップ アプリ

Driver Update系、メーカーユーティリティ、広告的な常駐アプリを無効にして再起動します。
症状が消えれば、Windows本体ではなくそのアプリが原因と判断できます7

3.3. 8. セーフモードで起動して確認する

設定 → システム → 回復 → 今すぐ再起動 → スタートアップ設定 → セーフモード

サードパーティのドライバや常駐ソフトを外した最小構成で起動します。
セーフモードで安定するなら、追加されたソフトウェアが疑わしいということになります8

ただし、セーフモードでは、ネットワーク機能などが無効なので、検証できない機能も多いです。
起動できない、不安定、というときのチェックに使います。

3.4. 9. chkdsk /scan でディスクを検査する

chkdsk c: /scan

ファイルシステムの検査を、Windowsを動かしたままオンラインで行います。
修復はせず、状態を確認するだけです。
次の /f の前段階として使います9

4. Windowsシステムの修復

Windows Updateの失敗など多くのシステム不具合の解消は、この部分の操作がメインです。

Windows本体の修復(10〜12) ① DISM /restorehealth コンポーネントストアを更新サーバーから修復 ※ネット接続必須 先に実行してストアを整える ② SFC /scannow 実際に使われているシステムファイルを検査・修復 ファイル異常の兆候がある場合 ③ chkdsk /f (再起動後に実行) ファイルシステムの不整合を修復 ※異音・極端な遅延前にバックアップ DISM:部品置き場 SFC:実ファイル chkdsk:ディスク構造 — 対象が異なる

4.1. 10. DISMでWindowsイメージを修復する

dism /online /cleanup-image /restorehealth

Windowsのコンポーネントストアを、更新サーバーから正しいファイルを取得して修復します。
インターネット接続が必要で、SFCの前に実行します10

4.2. 11. SFCでシステムファイルを修復する

sfc /scannow

現在使われているシステムファイルを検査して修復します。
DISMでコンポーネントストアを整えてから実行するのが基本の順序です11

4.3. 12. chkdsk /f でファイルシステムを修復する

chkdsk c: /f

次回再起動時にファイルシステムの不整合を修復します。
ディスクに異常の兆候がある場合、つまり異音、極端な遅さ、頻繁なフリーズが起きているときは先にバックアップを取ってください12

5. 特定の問題に絞った修復

一部にある問題は、その部分を切り分けて修正していきます。

特定の問題に絞った修復(13〜16) 13 更新コンポーネントのリセット 何度やっても更新が失敗する場合 SoftwareDistribution を サービス停止後に削除・再作成 14 ドライバの再インストール 音・Wi-Fi・画面の異常はドライバが多い デバイスマネージャーで削除 → メーカー公式から再取得 15 アプリの再インストール 特定アプリだけ起動失敗・クラッシュ 公式インストーラーを 再取得して入れ直す 16 新規ユーザーで確認 別ユーザーで正常 → プロファイルが壊れている 設定 → アカウント → 他のユーザーを追加 対象を絞ることで Windows 全体の修復を回避できる

5.1. 13. Windows Updateコンポーネントをリセットする

更新が何度試しても失敗するときに使います。
更新の一時ファイルフォルダを、サービスを止めた状態で削除・再作成する操作が中心です。
汎用修復ではなく更新まわりに絞った操作です13

5.2. 14. 問題のあるドライバを削除・再インストールする

デバイスマネージャー → 該当デバイスを右クリック → デバイスのアンインストール

音、Wi-Fi、Bluetooth、画面表示などの症状はドライバが原因のことが多いです。
メーカーサイトから最新ドライバを取得して入れ直します14

5.3. 15. 問題のあるアプリを削除・再インストールする

特定アプリだけが起動しない、クラッシュするなら、Windows全体ではなくそのアプリを疑います。
公式サイトからインストーラーを取得し直して再インストールします15

5.4. 16. 新しいローカルユーザーを作って確認する

設定 → アカウント → 家族とその他のユーザー → 他のユーザーを追加する

新規ユーザーで正常なら、Windows本体ではなく元のユーザープロファイルが壊れている可能性があります。
Windowsごとリセットするより軽く対処できることがあります16

6. 過去の状態に戻す

システム全体を過去の状態に戻すには、より根本から復元する必要があります。
Windowsシステム内にある、復元ポイントや予備のシステムファイルや構成使って、修復していきます。

過去の状態に戻す・起動構成の修復(17〜20) 過去の状態に戻す 17 システムの復元 復元ポイントの時点に差し戻し 個人ファイルはそのまま 18 更新プログラムのアンインストール Update後に不安定になった場合 回復環境から実行可能 起動構成の修復 19 スタートアップ修復 起動ファイル・設定を自動修復 ブルースクリーンが繰り返す場合 20 ブート構成の修復(BCD) BCD 破損で一切起動しない場合 bootrec / bcdboot(要注意) bootrec はコマンドを間違えると起動不能になるリスクあり 不慣れな場合はインプレース修復インストールを先に検討すること 回復環境:設定 → システム → 回復 → 今すぐ再起動

6.1. 17. システムの復元を使う

コントロールパネル → 回復 → システムの復元を開く

復元ポイントがある場合、その時点のアプリ、ドライバ、システム設定に戻します。
個人ファイルには基本的に触れません。
直近の変更のあとから不調が始まった場合に候補になります17

6.2. 18. 回復環境から更新プログラムをアンインストールする

回復環境 → トラブルシューティング → 詳細オプション → 更新プログラムのアンインストール

Windows Updateのあとから不安定になった場合に使います。
Windowsが起動できない状態でも回復環境から実行できます18

6.3. 19. 回復環境からスタートアップ修復を試す

回復環境 → トラブルシューティング → 詳細オプション → スタートアップ修復

起動に関係するファイルや設定を自動修復しようとする機能です。
起動できない、起動途中で止まる、ブルースクリーンが繰り返すといった状態で候補になります19

7. 起動構成の修復

7.1. 20. ブート構成を修復する

回復環境のコマンドプロンプト → bootrec、bcdboot など

BCDはBoot Configuration Dataの略で、Windowsの起動情報を管理するデータです。
ここが壊れると一切起動しなくなります。
UEFI+GPT環境では手順が変わる部分があり、コマンドを間違えると起動できなくなるため、不慣れな場合は次のインプレース修復インストールを先に検討してください20

8. Windowsを上書きして修復する

上書き修復・初期化・クリーンインストール(21〜24) 21 インプレース修復インストール(ISOから setup.exe) 個人ファイル+アプリを保持しながら OS を上書き → クリーンの前に試す価値あり 22 このPCをリセット:個人用ファイルを保持 ファイルを残しながら Windows を再構成 アプリは多くが削除される 23 このPCをリセット:すべて削除 個人ファイルも削除して再構成 事前バックアップ必須 24 クリーンインストール(パーティション削除 → ゼロから) ソフトウェア起因の不具合はほぼ解消 ただしHW故障なら再発する

8.1. 21. インプレース修復インストール

MicrosoftからWindowsのISOをダウンロードし、マウントして setup.exe を実行します。
「アップグレード」の形で同バージョンのWindowsを上書きするので、個人ファイルとアプリを保持しながらOS部分をかなり作り直せます。
クリーンインストールの前に試す価値があり、実行前のバックアップは必須です21

8.2. 22. このPCをリセット:個人用ファイルを保持

設定 → システム → 回復 → このPCをリセットする → 個人用ファイルを保持する

ファイルを残しながらWindowsを再構成します。アプリは削除されることが多いです22

8.3. 23. このPCをリセット:すべて削除

設定 → システム → 回復 → このPCをリセットする → すべて削除する

個人ファイルを含めてすべて削除してWindowsを再構成します。
事前バックアップが必須です。
メーカー製PCでは回復領域を使う場合があり、完全な白紙にはならないこともあります23

8.4. 24. OSをクリーンインストールする

Media Creation Toolでインストールメディアを作成し、そこから起動してWindowsを入れ直します。
パーティションを削除してゼロから作り直すため、ソフトウェア的な不具合はほぼ解消できます。
ただし、ここまでやっても症状が再発する場合はハードウェア故障を疑ってください24

9. まとめ:修復操作の体系を理解する

まとめ:修復の原則 進める順番 ① 整える 再起動・更新 ② 切り分け セーフモード ③ 修復 DISM・SFC ④ 戻す 復元・回復環境 ⑤ 作り直す 初期化・クリーン ← 軽い(影響小) 強い → 覚えておくべき原則 軽い順に試す 手がかりを残しながら 影響範囲を広げていく いきなり強い操作は原因不明を招く 切り分けを先に アプリ・ドライバが原因なら DISM/SFC は効果なし セーフモード・新規ユーザーで確認 再発するなら HW故障を疑う OSの再インストールでは SSD・メモリ不良は解消しない DISM・SFC・chkdsk の対象はそれぞれ異なる 部品置き場(DISM)→ 実ファイル(SFC)→ ディスク構造(chkdsk)

9.1. 修復操作は「影響範囲」で段階が分かれている

24の操作を並べてきましたが、これらは大きく「状態を整える」「原因を探す」「壊れた部分を直す」「環境ごと作り直す」という4つの性質に分類できます。

上から順に試す理由は、単に「安全だから」だけではありません。
軽い操作は影響範囲が小さいため、やり直しがきき、かつ原因の手がかりが残ります。
いきなり強い修復をすると、何が原因だったかわからないまま環境が変わり、同じ問題が再発したときに対処できなくなります25

9.2. 「直す」前に「整える」操作がある

再起動、完全シャットダウン、Windows Updateの解消は、Windowsを修理するというより、中途半端な状態を解消する操作です。
Windowsは更新の適用中、ドライバの初期化途中、サービスの起動失敗といった「遷移状態」のまま動き続けることがあります26
この段階の操作は、そういった状態をいったんリセットするためにあります。
症状が軽ければここで消えることも珍しくありません。

9.3. 修復の前に切り分けが必要な理由

Windowsの不調は、Windows本体の破損とは限りません。
後から入れたアプリ、常駐ソフト、ドライバ、特定ユーザーの設定が原因のことが多くあります。
信頼性モニター、セーフモード、新規ユーザー作成は、「どのレイヤーに問題があるか」を絞り込む操作です。

ここを飛ばしてDISMやSFCを実行しても、アプリが原因なら効果がありません。
切り分けによって「常駐ソフトを止めたら直った」「新規ユーザーでは正常だった」という事実が得られれば、Windows全体を修復する必要がないとわかります。
これは時間とリスクの節約になります。

9.4. Windows修復操作には「対象」がある

DISM、SFC、chkdsk /f はいずれもWindowsを修復する操作ですが、対象が異なります。
DISMはコンポーネントストアという部品置き場を修復し、SFCはその部品を使って実際のシステムファイルを直します。
chkdsk /f はファイルシステムの構造的な不整合を修復するもので、Windowsの論理層ではなくディスク上のデータ構造に働きかけます。

この3つはそれぞれ独立した対象を持っているため、どれか1つが成功しても別の問題が残ることがあります。
また、DISMとSFCはWindowsが起動している状態で実行できますが、chkdsk /f はファイルが使用中のため再起動時に処理されます27
ディスクに物理的な兆候がある場合は、この操作自体が負荷になる可能性があるため、バックアップを先に取ります。

9.5. 「戻す」と「作り直す」は別の操作

システムの復元とインプレース修復インストールは混同されやすいですが、目的が違います。
システムの復元は「以前の状態に戻す」操作で、復元ポイントという過去のスナップショットが必要です。
直近の変更が原因の場合に有効で、個人ファイルには触れません。

インプレース修復インストールは「現在の状態を上書きして修復する」操作です。
過去の状態には戻らず、同バージョンのWindowsを新たに上書きするため、長期間蓄積した破損にも対応できます。
個人ファイルやアプリを残せる可能性があり、クリーンインストールの直前に試す価値があります。

クリーンインストールはすべてをゼロにする最終手段ですが、ハードウェアが原因の場合は効果がありません。
SSDの劣化、メモリの不良、マザーボードの問題は、OSを入れ直しても再発します。クリーンインストール後も症状が続く場合は、ソフトウェアではなくハードウェアの診断に切り替える必要があります28

  1. Windowsの再起動は「シャットダウン+起動」と異なり、メモリの内容が一度クリアされます。ただし高速スタートアップが有効な場合はカーネルセッションが保持されるため、完全なリセットにはなりません。「再起動はした」という場合でも、次の完全シャットダウンを試す価値があります。
  2. Windows 8以降で導入された「高速スタートアップ」は、シャットダウン時にカーネルのセッション状態を休止状態ファイル(Hiberfil.sys)に書き込み、次回起動時に読み込む仕組みです。BIOSや周辺機器の設定変更が反映されなかったり、Bluetoothや古い周辺機器が認識されなかったりする問題が生じることがあります。 – スタートアップとシャットダウンの優れたエクスペリエンスを提供する
  3. Windows Updateの更新が中断されたり、更新に関わる一時ファイルが壊れたりすると、ストアアプリ、セキュリティ機能、ドライバの動作に影響が出ることがあります。「再起動して更新を完了する」というボタンが出ている場合は、他の修復操作より先に完了させるのが基本です。 – Windows Update の破損とインストールエラーを修正する
  4. wsreset.exeはMicrosoft Storeのキャッシュをクリアするコマンドです。Storeを通じて配布・管理されているアプリ全般に効きます。実行するとコマンドプロンプトのウィンドウが一時的に開き、完了するとStoreが自動的に起動します。 – Windows 10でMicrosoft Storeのキャッシュをリセットする方法
  5. 「以前のWindowsインストール」はWindowsのアップグレード後に前バージョンのファイルが一時的に保持されたものです。削除するとロールバックができなくなります。アップグレードから10日が過ぎると自動的に削除されますが、それ以前に手動で消す場合は注意が必要です。 – Windows 10で一時ファイルを削除する
  6. 信頼性モニターはWindows Vista以降に標準搭載されています。システムの安定性を1〜10の数値で評価し、日別または週別のグラフで推移を表示します。コントロールパネルの奥にあるためアクセスしにくいですが、「perfmon /rel」コマンドで直接起動できます。 – Windows PCの不調時に役立つコマンド「perfmon /rel」とは?
  7. タスクマネージャーの「スタートアップ アプリ」タブでは、各アプリの「起動への影響」が「高・中・低・なし」で表示されます。影響が「高」のものから順に無効化して効果を確認するのが効率的です。無効化しても後から再度有効にできます。
  8. セーフモードには「セーフモード」「ネットワークを使うセーフモード」「コマンドプロンプトを使うセーフモード」の3種類があります。通常の切り分けには基本のセーフモードで十分です。ネットワークを使うセーフモードは、セーフモード中にDISMなどのネット接続が必要な修復を試したい場合に使います。
  9. 「/scan」オプションはWindows 8以降で追加されたNTFS専用のオプションです。ドライブを使用中のままスキャンできる点が特徴で、軽微なエラーについてはオンラインで即時修復も行います。修復しきれなかったエラーは「/spotfix」オプションで次回再起動時に処理できます。 – Chkdsk コマンド一覧
  10. DISMが修復対象とするのは「C:\Windows\WinSxS」フォルダです。インターネットに接続できない環境ではWindowsのISOファイルをマウントしてソースを指定する方法があります(/source オプション)。完了まで10〜30分程度かかることがあります。 – コンポーネント破損の修復方法
  11. SFCが修復対象とするのは「C:\Windows\System32」などのシステムファイルで、修復ファイルの参照元としてWinSxSフォルダを使います。そのため、WinSxSが壊れた状態でSFCを実行しても修復できないことがあります。DISMを先に実行する理由はここにあります。 – コンポーネント破損の修復方法
  12. 「/f」はファイルシステムの論理エラーを修復します。さらに一歩踏み込んだ「/r」は不良セクタの検出と読み取り可能なデータの回復を行いますが、処理時間が長く、ディスクへの負荷も高くなります。異音や認識不良がある状態では「/r」を急がないでください。 – CHKDSK /Fと/Rの違いとは?
  13. 具体的には、Windows UpdateサービスとBITSサービスを停止した状態で「SoftwareDistribution」フォルダと「catroot2」フォルダをリネームまたは削除し、サービスを再起動します。これらのフォルダはサービス起動時に自動的に再作成されます。 – Windows Update コンポーネントをリセットする方法
  14. デバイスマネージャーで黄色い「!」マークがついているデバイスがあれば、そのドライバに問題がある可能性が高いです。ドライバをアンインストールして再起動すると、Windowsが標準ドライバを自動的に再インストールすることがあります。それで動作しない場合はメーカーサイトから取得します。
  15. アンインストールしても設定ファイルやレジストリのエントリが残ることがあります。完全に消したい場合はアプリ専用のクリーンアップツールを使うか、Revo Uninstallerのような残骸削除に対応したツールを使う方法もあります。
  16. ユーザープロファイルが破損すると、スタートメニューが開かない、デスクトップが正常に表示されない、特定のアプリ設定が毎回リセットされる、といった症状が出ることがあります。新規ユーザーで正常なら、元のユーザーフォルダ内の設定ファイルを新規ユーザー側にコピーする対処も選択肢の一つです。
  17. Windows 11ではシステムの復元がデフォルトで無効になっています。有効にするには「システムのプロパティ → システムの保護」から設定します。復元ポイントはWindows Updateやアプリのインストール時に自動作成されることがありますが、7日間作成されておらずアイドル状態が続いた場合にのみ自動作成される設定もあります。 – Windows 11で復元ポイントを作成する方法
  18. 回復環境には「最新の品質更新プログラムのアンインストール」と「最新の機能更新プログラムのアンインストール」の2種類があります。品質更新プログラムは月例のセキュリティパッチ類、機能更新プログラムはバージョンアップ(例:22H2→23H2)に対応します。直近の品質更新プログラムが原因の場合はこちらを先に試します。
  19. 回復環境はWindowsが正常起動できない場合に自動的に表示されることがあります。手動で起動するには、設定の「回復」から「今すぐ再起動」を選ぶか、起動時にShiftを押しながら再起動します。回復環境から「スタートアップ修復」を選ぶと自動で診断・修復が試みられますが、必ずしも成功するとは限りません。
  20. 代表的なコマンドとして「bootrec /fixmbr」「bootrec /fixboot」「bootrec /rebuildbcd」があります。MBR(マスターブートレコード)の修復、ブートセクタの修復、BCDの再構築をそれぞれ行います。UEFI環境ではMBRではなくEFIシステムパーティションが対象になるため、手順が異なります。
  21. インプレース修復インストールは、USBから起動するのではなく、Windowsが動いている状態でISOをマウントしてsetup.exeを実行するのがポイントです。USBから起動すると手順がクリーンインストールや初期化に近くなり、意図しないデータ削除のリスクがあります。 – インストールメディアを使用してWindowsを再インストールする
  22. Windows 10/11では「クラウドからダウンロード」と「ローカルの再インストール」の2つの方法を選べます。クラウドからダウンロードは最新の状態のWindowsを取得しますが、数GBのダウンロードが発生します。ローカルの再インストールは既存のWindowsのファイルを使うため速いですが、ローカルのファイルが破損していると失敗することがあります。
  23. メーカー製PCでは、出荷時の状態に戻す「回復領域」がディスク内に用意されていることがあります。「すべて削除」を選んだ場合にこの領域が使われると、メーカー製のプリインストールソフトが復元されます。完全にゼロから始めたい場合は次のクリーンインストールを選ぶほうが確実です。
  24. Media Creation ToolはMicrosoftの公式サイトから無料で入手できます。USBメモリは8GB以上が必要です。クリーンインストール後はWindowsの認証が必要ですが、以前にデジタルライセンスで認証済みの場合はMicrosoftアカウントと紐づけられているため、再認証は自動で行われることがほとんどです。 – インストールメディアを使用してWindowsを再インストールする
  25. たとえばDISMやSFCを実行して症状が消えた場合、何のファイルが壊れていたかは記録されますが(CBS.logやDISM.log)、そもそも「なぜ壊れたか」の原因は特定されません。軽い操作から試すことで「スタートアップアプリを止めたら直った=常駐ソフトが原因」のような因果関係が残ります。
  26. 「遷移状態」とは、操作が完了する前の中間の状態です。Windowsは複数のプロセスやサービスが並行して動いているため、更新の途中で再起動が中断されたり、ドライバが半分だけ置き換えられた状態で起動したりすることがあります。
    再起動することでこれらが正常に完結します。
  27. DISMの修復対象は「C:\Windows\WinSxS」、SFCの修復対象は「C:\Windows\System32」などのシステムファイルです。chkdskはファイルシステム自体の構造(NTFSのメタデータや割り当てテーブル)を対象にします。この3つはレイヤーが異なるため、組み合わせて使うことに意味があります。 – コンポーネント破損の修復方法
  28. ハードウェア診断には、Windowsメモリ診断(mdsched.exe)やCrystalDiskInfoによるSSDの健康状態確認が手軽です。メモリ不良が疑われる場合はmemtest86+による詳細なテストも選択肢になります。ブルースクリーンのエラーコードによっては、原因がメモリかストレージかある程度推測できることもあります。